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のんびり・ゆっくり・・

ゆったりと生活しませんか・・

バルト三国の旅・・(10)



14時25分

ガイドさんと合流して観光です












ヴィリニュスの中心を流れるネリス川

ネリス川沿いにはガイドブックにも載っていない

杉原桜公園があります(川沿いの右側)・・

(車窓から・・)











14時32分・・杉原桜公園

桜は杉原千畝の生誕100周年を記念して植えられました

天皇陛下も訪れたことがあります

緩やかな坂を登っていくと

こんな像が・・

女性と鳥が春を告げている・・ということでした












「日本のシンドラー」「命のビザ」で知られる

故杉原千畝氏の碑・・

碑と桜は杉原氏の母校である早稲田大学によって設けられたもので

春になると地元のリトアニア人も満開の桜を楽しみに訪れるそうです

写真をとっても全く読めませんね・・

こう書かれています


故杉原千畝氏は1900年に日本に生まれ

早稲田大学在学中の1919年に日本外務省の留学試験に合格して

ハルピン学院に学ぶ・その後外交官になった

1940年リトアニア共和国領事代理の時代に

身辺に迫る戦争の危機の中にありながら

必死の覚悟と信念を以って亡命ユダヤ人6000名に対して

1ヵ月にわたって査証を発給し続け

彼らの命を救った

これは戦争時における輝かしい人道的行為として歴史に記憶され

永く語り継がれるべき物である

ここに早稲田大学は

校友として世界に誇るべき氏の功績を称えて

記念碑を建立するとともに

リトアニア共和国との学術交流による友好関係がさらに深まり

開花くことを祈念して桜の木を植樹するものである

2001年10月20日  早稲田大学


                  









旧市街の外れ

ネリス川沿いに東にあがっていくと











聖ペトロ&パウロ教会

聖ペテロ & パウロ教会は

愛の女神ミルダがかつて祀られていた場所にあります

1655年~1661年の対ロシア戦争後

反乱軍に追われた将軍パツァスが

廃墟になっていた修道院に身を隠して助かったことの返礼に

この教会を造り寄進したの事・・











バロックの町と呼ばれる

ヴィリニュス歴史地区を代表する建物で

ロシアからの解放を記念して建造された

記念碑的な建築です

1668年から始まった作業は

外観に7年・内装には30年もの時間がかけられています

なかを見ればその理由がわかります











教会に入ったとたん

息をのむほどの彫刻群に圧倒されます











ここにある2000以上の漆喰彫刻には

ひとつとして同じものがないといわれています











聖人から始まって天使や想像上の獣・植物など多彩で

なかにはリトアニアの戦史を描いたものもあります

意匠は多岐に及び建築に関わった人々の技術と

想像力が集約されているといっても過言ではありません











制作にはイタリアから招かれた彫刻家たちがあたり

数百人もの地元の職人がアシスタントに加わったと・・











正面に見える絵画は

聖ペテロと聖パウロの告別を主題とするものです

教会建設の資金を出したのは

当時の将軍パツァスで

入口右側の壁に彼の墓石が見えます

見事な教会を自らの廟として残すことは

当時最も名誉なことと考えられていたようです












ノアの方舟をかたどったシャンデリア・・

彫刻のテーマの多くは聖書や神話からとられていて

リトアニアの歴史を表したものもあります

女性の姿が多いのが分かりますが

彼女たちの表情は

太陽から差し込む光の加減によって変化して見えます

これも職人がすべて計算し製作にあたった結果です











逸話を・・

聖ウルスラのチャペルには4人の聖女の像が飾られていますが

薬瓶を持った聖マリア・マグダレナだけは

他の3人と違って現代風(当時の)衣装を身に着けています

これは彫刻家のひとり

ペレッティのリトアニア人の奥さんがモデルになったため

だといわれています











聖ペテロ・バウロ教会が

「リトアニアバロックの真珠」と呼ばれるのは

彫刻の数が多いのはもちろんのこと

一つひとつの完成度が際立っているからなのです

この光景を目の当たりにすれば

「バロックの凍れる音楽」との異名にもうなずけます











出口付近に対象的な像が・・

向かって左に
 
死をイメージする外套を羽織り大鎌を持った死神である骸骨が・・

中世はコレラやペストなどが流行り

死が特別なものではなく

「死を思え」というような言葉が流行ったそうです・

誰にでも死は平等に訪れるという
 
死神や死のイメージとしてのドクロ

そういうものにも祝福をというのがフランシスコ派の精神だそうです・

向かって右に

幼子を抱く守護者・聖クリストファー

ある日・小さな男の子が川を渡りたいとレプロブスに言いました

彼があまりに小さかったのでお安い御用と引き受けたレプロブスでしたが

川を渡るうちに男の子は異様な重さになり

レプロブスは倒れそうになりました

あまりの重さに男の子がただものでないことに気づいたレプロブスは

丁重にその名前たずねると


私はイエスである

おまえが運ぼうとしているのは私一人の命でなく

全人類の命なのだ・・



と話しました

キリストは全世界を背負っていた為に重かったのです

レプロブスはキリストに仕えることを約束し

「キリストを背負う者」という名のクリストフォロスという名前に改名しました

彼は交通安全の聖人として

多くのキリスト教徒に信仰されています











どんな言葉をもってしても表現しきれません

ただただ圧倒されて・・

百聞は一見にしかず

画像から想像していただければと・・



続く


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  1. 2018/06/11(月) 14:55:57|
  2. 世界遺産
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

「リトアニアバロックの真珠」

 写真でその芸術性が…行ってみたい場所ですね…いくら時間があっても本物は飽きません…それらがちゃんと残される文化も凄い…戦いに明け暮れた土地に今もちゃんと息づくが素敵です♪
  1. 2018/06/11(月) 20:10:38 |
  2. URL |
  3. ひでわく #oyUv4a/.
  4. [ 編集 ]

( ゜▽゜)/コンバンハ

ひでわくさん

クマさんとも話をしていました
壊されずに残ったのは素晴らしいと・・

バルト三国
凄いですよ・・

まだまだ素晴らしいものお見せします

o(*^▽^*)o~♪
  1. 2018/06/11(月) 20:12:41 |
  2. URL |
  3. teapotto #j8FWC2bE
  4. [ 編集 ]

教会の建造物に圧巻しています~
すごい彫刻にただただ圧倒されそうですね^^

日本にはない世界ですね~
  1. 2018/06/12(火) 06:55:48 |
  2. URL |
  3. shioko #-
  4. [ 編集 ]

(●゚∀゚)b*:..。o○ぉはょぅございます○o。..:*

shiokoさん

日本とは全く違う建造物
ヨーロッパはたくさん行きましたが
内部の美しさに圧倒されました

  1. 2018/06/12(火) 08:37:34 |
  2. URL |
  3. teapotto #j8FWC2bE
  4. [ 編集 ]

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