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奈良へ・・(1)




2017年11月28日(火) 晴れ

8時13分自宅を出発

山陽道を使って奈良へ・・

10時20分

法隆寺到着










仏教美術が数多く残る

聖徳太子ゆかりの寺で

7世紀頃に建てられました











現在

五重塔・金堂を中心とする西院伽藍と

夢殿が中心の東院伽藍とに大きく別れていて

広さ約18万7000平米メートルの境内には

飛鳥時代をはじめとする各時代の

粋を集めた建造物が軒を連ねています












大宝蔵院を中心に収蔵されている宝物は

国宝・重要文化財指定だけで

約190件・総計2300点に及びます













チケットを買って中に

中門が修復中・・

職員さん(?)と話をしていると

時間があるならボランティアガイドさんを呼んだらいいよと

教えてくださった











電話番号が書いてあるから

あいてる方がいたら来てくれますと・・

電話をするとあいてる方がいらしって

7分ほどそこで待っててくださいということでした












法隆寺の五重塔はすべて「ひのき」を利用して作られています

内部構造は「心柱」と呼ばれる一本の柱によって

土台から一番上の屋根まで貫かれています

そして

同じように見える五重塔の屋根は

実は上に行くにつれて少しずつ小さくなっています

画像をみていただければわかりますね

法隆寺の五重塔の構造は一番下が3間(5.5m)となっていて

階を上がるごとに約50から60㎝ずつ小さくなり

最上階ともなると約半分の大きさになっています

この屋根が小さくなる「狭まる率」のことを「逓減率」と言い

減少する割合を示したものとなります

法隆寺の五重塔はこの逓減率が0.5となっていて

他の寺の塔などより大きくなっています

これが大きいほど古い時代に作られたものという証だそうです













来てくださったのはクマさんと同い年の世古さん

上の画像が修復中の中門・・

下右の画像・・根本に注目・・

柱の根本などは・もちろん雨で腐ったりします

我が国の伝統木造建築では

その腐った部分のみを切り取って新しい材で入れ替える

「根継ぎ」という技法で部分補修して

もとの材は可能な限り残すのが通例です

現在

法隆寺は中門の大修理が始まりましたが

この中門の柱はほとんどが根継ぎされていますが

その上部は古代の材料のままです












上左・・

雷を避けるおまじないともいわれる

五重塔相輪の大鎌

エキゾチックな雲形組物は飛鳥時代の特徴で

法隆寺・法起寺・法輪寺の法隆寺関係でしかお目に掛かれません

下右画像

雲の形をした肘木

屋根を支える部材を雲の形にした雲肘木は

後の時代にはあまりみられなくなった珍しい様式です

上右画像

五重塔を支える4体の邪気

最下層の屋根と裳階(もこし)の間に置かれている邪気

歯を食いしばって

懸命に建物を支えているような表情がユニークです














法隆寺には、鎌に残された伝承があります

鎌といっても手に持って草などを刈り取る鎌ではなく

法隆寺の西院伽藍の五重塔の上に鎌があるのです

見えますか・・

五重塔の頂の上に立つ相輪に添え付けられており

一説には

これは避雷針の役割りをしているとも云われております

法隆寺という歴史的な寺院ともなれば

それなりの名の知れた名工と契約をしていてもおかしくはありません

法隆寺には

取引きをしていた鉱物の鍛錬所があって

その鍛錬所の名前を「水野鍛錬所」といったそうです

堺にある鍛錬所で

当時の法隆寺の座主(管長)であった

法隆寺123世管長「佐伯定胤(じょういん)管長」と懇意の仲であったそうです

その水野鍛錬所に佐伯定胤管長が自筆で書いたとされる

古文書が残っているとのことです

その古文書の中には

法隆寺の相輪の鎌についての

重要な手がかりとなるような以下↓のような一文が見つかったとのことです












法隆寺の相輪の鎌の由来・意味とは

雷に対して鎌で威嚇して雷を落とさないようにとの

一種の呪い(まじない)が込められているようです

ちなみに

この時・鎌は8本作られたそうです

古の鍛錬の方法で繰り返し繰り返し鍛錬を重ねてようやく完成・・

現在8本の内・・1本は

水野鍛錬所の家宝として大切に保管されているようです


おさらい


法隆寺五重塔は雷で焼けたという記録は山ほどあるそうで

雷対策には歴史がありました

(1)鎌(刃) 
(2)避雷符
(3)避雷針 


(1)鎌・・・古代

鎌(刃)を上に向けて置いておくと雷さんが恐れ近づかない

相輪の下の部分に鎌がありましたね・・













(2)避雷符・・・中世

軒下に何枚も「避雷符」を貼って鎌倉時代から雷除けの祈祷を行いました

右の○で囲った部分・・



(3)避雷針・・・現代

避雷針は相輪の先端でしょうか?













法隆寺の五重塔は実は「六重塔」だった?!

法隆寺の五重塔を見て

初層(1階)から屋根を数えていくと屋根が6つあることが分かります

しかし法隆寺の五重塔は「五重塔」として知られています

これはいったいどう言うことなのか?についてですが

初層部についている屋根は裳階屋根(もこしやね)であり

つまりは「見せかけの屋根」になります

裳階屋根は別名で「雨打ち」などとも呼ばれることから

「雨除け」とも考えられていますが

法隆寺における裳階は少し解釈が異なります

法隆寺の屋根は平行垂木で組まれており

この平行垂木を支える隅木が屋根の重量を支えきれずに下がってきたそうです

そこで初層の四隅の隅木の下に

「四角に加工した木の棒」をあてがいました

しかしこれだと見た目がカッコ悪いので

四隅の木の棒を隠すために

「連子窓と中央に間口が付いた壁」を四辺へ張り巡らせて木の棒を隠しました

創建当初は法隆寺の金堂や五重塔には裳階が存在しなかったことになり

後に据えられたことになります

そしてもうひとつ

塔がまっすぐなのがわかりますね・・

飛鳥時代のお堂が焼失せず残っているのは法隆寺だけ・・

それが今もなお

まっすぐに建っている・・

凄いですね・・


続く





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コメント

§ 奈良でしたか♪

 仕事で何度も県庁…沢山周って見たかった古都…こちらのご案内で楽しまさせて頂きます…クマさんの肩、大分良くなったのでしょうか…写真では気付けませんね♪

§ ( ゜▽゜)/コンバンハ

ひでわくさん

奈良・・
ガイドをしてくださった世古さん
とっても勉強家でいらして
法隆寺だけで5時間近くかかって・・
クマさん・・楽しそうでした・・

クマさん
肩のプレートが当たると痛いようです
あと・・
色々と作業すると
伸びてない筋肉が伸びるせいなのか
痛いと言っております・・・が・・
とっても元気ですから安心してくださいね

o(*^▽^*)o~♪

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Author:teapottok
生活も身体もスリムがいいなぁ・・
元気と笑顔が取り柄です・・

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