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のんびり・ゆっくり・・

ゆったりと生活しませんか・・

アラスカへ・・(7)



バスは不凍港ウィティアへ・・

アンカレッジの南96キロ

パッセージカナルの先端にあります

アラスカ西部の不凍港のウィティアへ行くには

アントン・アンダーソン・メモリアルトンネルという

全長4kmのトンネルを通らないと行けません

これがなかなかの鉄道名所で

世界最長の鉄道道路併用トンネルです

このトンネルは零下40度・風速70m/秒になる

冬場の気候に耐えられるように設計されているとのことですが

鉄道と道路の共用で車道は一車線分しかありません

当然

車は一方通行で1時間に1回・・15分間だけ通れるそうです

トンネルの手前に大きな駐車場があり

通れるようになるまで駐車場で待ちます

夏場のシーズンなどは2時間待ちぐらいになったりするそうです

私達が行ったときも凄い車の行列ができていました

マジックバスは並んでいる車を横目に

空いている一番右の専用レーンに入り先頭へ・・















手前に信号があり・・

待ち時間が表示されています

15分ほど待って信号が青に・・・

日本の上高地に通じる釜トンネルと同じだと思った・・















中はこんな感じです

トンネルを抜けるのに10分ほどかかりました

雨は本降り・・














私達が乗るのはクロンダイクエクスプレス号

アラスカ最大・最速の双胴船です・・





ちょっとお勉強

ウィティアには

西洋人が来るずっと前から

チュガッチ・エスキモーがいました

彼らは魚をもとめてウィリアム湾とクック湾の

ターナゲン入り江を分ける峠を越えていました

その後

金鉱掘師達がその道を通ってターナゲン入り江の

金鉱脈に達しました

現在アリューティクと呼ばれるチュガッチ・エスキモーは

氷河が後退し始めた7千年前頃に

プリンスウィリアム湾に移動してきました

アリューティクは水上の人々で

狩猟と漁猟を主にしていました

彼らと湾をシェアしていたイーヤク族は

アラスカ内陸部からやってきて海岸沿いに居住しました

これら最初の人々は木の家に住み

小さな集落を形成していました

彼らは衣服をラッコやアザラシから作り

草やトウヒの根でバスケットを編み

石・骨・木や貝を使って道具を作っていました

今日

湾内には約1000人のネイティブたちが住んでいて

伝統的な自給自足の生活をしている人や

ネイティブ組織が所有する会社に勤めている人もいるようです




最終氷期(およそ7万年前に始まって1万年前に終了した一番新しい氷期)

では海面は後退し

ベーリング海峡にはベーリンジアという平原が広がっていました

ユーラシア大陸を東進してきた人類は

まずインディアンが

次いでエスキモーが回廊を通りアラスカに到達しました

歴史時代以前は

アラスカはエスキモーとインディアンの土地でした

エスキモーは北極海沿岸を中心に海洋動物の狩猟が中心の生活

インディアンは内陸部にて

ヘラジカ(ムース)やカリブーなどの狩猟が中心の生活を

それぞれ一万年以上続けてきたとみられています

近代に入ると

北部ユーラシア大陸を東進してきたロシア帝国がアラスカに到達

1648年・ロシアの探検家セミョン・デジニョフが

ベーリング海峡上の島・・

ダイオミード諸島に到着した最初のヨーロッパ人となります

1799年に露米会社が勅許を受けたことによりロシア領アメリカが成立

1804年・・シトカの戦い

19世紀前半にロシアは植民を行い

露米会社がアザラシなど海洋動物の毛皮を採集していましたが

運送費がかさむことや・・

乱獲による海洋動物の激減により毛皮事業がなりたたなくなっていきました

アラスカはかつてロシア領だったために正教徒の割合が他州に比べて高く

現地語のうちの幾つかがロシア人宣教師によってはじめて文字化されました

クリミア戦争後の財政難などの理由による資金調達のため

1867年にクリミア戦争の中立国であったアメリカ合衆国に

720万ドル(1km2あたり5ドル)で売却されました(アラスカ購入)

この交渉をまとめたのは国務長官であったウィリアム・H・スワード

このことは当時のアメリカ国民から

「スワードの愚行」「巨大な冷蔵庫を買った男」などと非難されましたが

その後豊富な資源が見つかったり

アラスカが(主に旧ソ連に対する)国防上重要な役割を果たすことが分かり

現在では高く評価されています

1896年カナダのユーコン準州で金が発見・・

その後、アラスカのノームやジュノー、フェアバンクスでも金鉱が発見され

アラスカのゴールドラッシュが始まります

何万人もの金探鉱者がアラスカとカナダのユーコン準州に集まり

フェアバンクス等はこの時代に町としての形をなしました

フランク安田の生涯を描いた『アラスカ物語』はこの時代を舞台としています





続く









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  1. 2017/10/08(日) 09:53:37|
  2. 世界遺産
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

地の果てを旅する・・・

 少し前でしたら「冒険」と言うのがふさわしい場所…そんな所を旅する…好い時代だすね…説明文も詳細にあって現場の写真も…旅の経験値が+2ぐらい上がりますね(笑)♪
  1. 2017/10/08(日) 14:18:18 |
  2. URL |
  3. ひでわく #oyUv4a/.
  4. [ 編集 ]

( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪

朝はお天気が良かったのですが
進むに連れて悪くなってきました
この地方ではこういうお天気が普通だそうです・・
それもまた楽しと言うことで・・

o(*^▽^*)o~♪
  1. 2017/10/08(日) 17:12:43 |
  2. URL |
  3. teapotto #j8FWC2bE
  4. [ 編集 ]

ポットさんの歴史について勉強されてて・・
すごい!! 旅もそういう観点からするとよいですね^^
  1. 2017/10/09(月) 06:31:17 |
  2. URL |
  3. shioko #-
  4. [ 編集 ]

(* ゜ω`*)ノ☆。゚+.おはよう.+゚。☆

shiokoさん

旅に出るときは
ちょっと勉強したり
ガイドさんの話をきちんと聞いたりすると
興味が増しますよ・・

o(*^▽^*)o~♪
  1. 2017/10/09(月) 06:46:16 |
  2. URL |
  3. teapotto #j8FWC2bE
  4. [ 編集 ]

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