ブルガリア・ルーマニアの旅・・(47)




ブラン城でランチの後

12時17分・・

ピエルタンへ・・

約135キロ・・3時間のバス移動・・













左・真ん中の写真

何だと思います?

これね・・ホップ畑なんです

8月~9月が収穫時期だそうです

この地方は一面がホップ畑でした・・

これ1番に気づいたのがクマさん・・

すぐにクリスティーナさんに確認してました・・

馬車が普通に道路を走っています・・













14時35分・予定より早く

世界遺産のピエルタンの要塞教会到着

ヨーロッパ有数の堅固な構造の

三重の砦に囲まれた城塞教会です

この教会のあるピエルタンは

12世紀にドイツ系のザクセン人が形成した村です

中心に三重の砦に囲まれた教会を設け

オスマントルコ軍が来襲した際には

この教会に村民を入れて籠城する仕組みになっていました

幸いにもここは

トルコ軍の侵攻を受けなかったことから

教会と防護壁がそのまま残されています


ビエルタンは

ルーマニアのトランシルヴァニア地方シビウ県に属するコミューンのこと















右上の写真をみると

砦というのがよくわかりますね・・

右下・・

木製の屋根のある階段を登っていきます















階段を抜けると教会が見えてきます

左真ん中の写真

天井の模様が変わっていますね・・

真ん中の説教台は

1つの石から掘り出されているそう・・













中央祭壇

この教会の祭壇画は

トランシルヴァニア最大のものだそうです・・













聖具室の扉の鍵に釘付け・・

凄い鍵がついてます・・・

中に入ってみると

扉の裏(内側)に組み込まれた精巧な鍵が

1つ動かすと一斉に19の鍵が掛かるしくみになっています

1515年に造られたもので

500年経った現在でも現役で使われているとのこと・・

たくさんヨーロッパを回ってきましたが

こんな鍵を見たのは初めてです

500年前にこれほどの技術があったとは

驚きです!

一見の価値ありですね・・















当時のままの旗・・

祭壇の反対側にある

パイプオルガン・・














教会の重厚なドア













ここなんだと思いますか?

左上の写真をよく見てください

格子状の柵がみえますか・・

ここ夫婦喧嘩を仲直りさせるための

お仕置き小屋

部屋にはベッド・テーブル・椅子・食器などが

一つしか置いてなくて

共用するようになっています

仲直りするまでここから出さないようにしていたとか

ほとんどの夫婦が仲直りし

実際に離婚したのは1組だけ・・

また

離婚するには子供がいないという条件があったそうです















見張り台

ここから町が一望できます














教会の周囲は要塞そのもの













堅固な構造の

砦に囲まれた城塞教会

凄いですね・・












教会の前のお花・・

バス移動のとき

偶然見かけた風景

結婚式があるようで

皆さんに飲み物やお菓子を配っていました

おばさん

素敵な笑顔で

私達のバスにもよってきて

勧めてくださいましたよ

幸せのおすそ分けをいただきたかったけど

バスが発車してしまった・・



ここでちょっとお勉強


12世紀・トランシルヴァニア地方に

「サシ」というドイツ系の人びとが入って来ました

この結果ドイツの文化がトランシルヴァニアまで伝わり

これらの教会はドイツ系ルーマニア人によって建てられました

彼らの由来は

ドイツのライン河やモーゼル川の近辺

現在のザクセン地方の人たちです

遠く離れたトランシルヴァニアまで来たサシ人の目的は

商業を興すこと

トランシルヴァニアが豊かな国だったので

隣のオーストリア・ハンガリー帝国が

サシ人のトランシルヴァニアへの移住を積極的に促したのです

しかし中世のこの時代は

周辺の遊牧民族たちの攻撃があまりにも多く激しいため

サシ人が集落の教会の防衛を強化するたびに

どんどん要塞化していく事になったのです

1394~1690年の3世紀にわたり

トランシルヴァニア地方は

オスマントルコに14回も侵略されました

このため村民を守れる

強固な城壁の厚い要塞を建てる必要に迫られたのです

仮に外敵に包囲された場合でも

しばらくは暮らせるように

要塞の中に水・食糧などの生活物資を備蓄していました

南トランシルヴァニア地方には

彼らの文化・・

建築様式を色濃く残した小さな村が点在しています

村の中心部にある教会の聖堂は

見張り台の役目を果たしていました

ビエルタンはこの地域の要塞教会のなかで

最も堅固に造られている教会です

1600年頃このような要塞教会は600ヶ所もありましたが

現在ではその半分しか残っていません。

これら要塞教会の建築様式はバロック調ですが・その中は質素です

現在も昔と同じように教会の鐘が鳴り

村の人々はその教会に集います

中世の過酷な時代と直面したのが

現在まで残っているトランシヴァニアの要塞教会なのです

1993年・ユネスコは

ビエルタン要塞教会を始め

プレジュメル要塞教会・ヴィスクリ要塞教会

カルニク要塞教会・サスキズ要塞教会・ダルジュ要塞教会

ヴァレア・ヴィイロル要塞教会

の7ヶ所を世界遺産として登録しました・・




続く








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